「ダーマペン施術後のアフターケアをどうやるのか?」
これはたぶん人の数だけやり方が存在すると思うんですが、とりあえず僕がどのようにやっているかを簡単にまとめておきます。
僕の考え方
基本的に3段階で考えてます。
- 炎症のケア
- 凹みのケア
- UVケア
炎症のケア
炎症ってのはダーマペン施術後の肌が赤く腫れた状態のこと。
体感的にもつらいし、ビジュアル的にもキツいし、いいことは特にありません。これがイヤでダーマペンとかやりたくないって人も多いはず。
僕はこの炎症期をクールマスクを使うことで乗り切っています。炎症ってのは放っておいても治るものではあるけれど、クールマスクを使うとほぼゼロ〜1日に短縮できるのでおすすめ。
凹みのケア
凹みをいかに盛り上げるかってこと。
ただ、ダーマペンでキズをつけた凹みは1週間〜2ヶ月くらいかけてゆっくりと盛り上がるものなので、毎日の生活習慣みたいな部分が重要になる気がしてます。
具体的には、
- 保湿(ホホバオイルを塗り続ける)
- 栄養(しっかり食べる)
- 血行(軽く運動する)
の3点に気を使っているかな。
UVケア
老化の原因になるのが紫外線。
10代、20代のときはまだいいんですよ。でも30代になるとそれまでに浴びた紫外線の量に応じてビジュアルが(つまりは肌が)老化します。
若いときに「オレ、お肌スベスベでしょ」とか言って何のケアもせず日に焼けまくっていた男子に限って、30歳前後を境に劣化する現実(女子もそうだよね)。
僕はオッサンだけどもうちょっと老化と戦い続けたいので、がんばって毎日日焼け止めを塗ってます。
アフターケアの手順
ここからが僕のアフターケアの全手順。
- STEP1施術中(金曜の夜)
グロースファクターを塗りながら施術します。A部分を刺す→A部分にグロースファクターを塗る→B部分を刺す→B部分にグロースファクターを塗るってな具合。
クールマスクがあればグロースファクターはいらないかとも思ったんだけど、併用した方が明らかに早く回復する。
- STEP2施術直後
クールマスク塗布(30〜60分くらい)。
クールマスク後はホホバオイルを塗ってさらに保湿する。
- STEP312時間後(土曜の朝)
グロースファクター→ホホバオイル→日焼け止めの順で塗る。
その後、軽い筋トレとジョギング(合計1時間くらい)。
運動する理由は体を動かして血の流れをよくした方が肌の赤みは早く消えるから。打撲とかしたときもそうした方がラクになるのが早い。
- STEP424時間後(土曜の夜)
もう一度クールマスクをしてホホバオイルで保湿。2夜連続です。
- STEP536時間後(日曜の朝)
グロースファクター→ホホバオイル→日焼け止め。
外出したら2〜3時間毎に日焼け止めを塗りなおします。施術後の肌はバリア機能とかがいろいろと弱っているので、どれだけ注意しても注意しすぎってことはないはず。
- STEP648時間後(日曜の夜)
グロースファクター→ホホバオイル。
ホホバオイルで常に肌が湿っている状態をキープします。
以上になります。
前は保湿にワセリンを使ってたんですけど、クールマスク導入後はこの形に落ち着きました。
アフターケアのポイント
皮むけさせない
施術後に「炎症が起きて、皮がむける」って経験をしたことのある人は多いと思います。が、皮むけさせる必要はないです。皮むけしない方が早くキレイに治ります(ビジュアル的にも皮はむけない方がいいよね)。
僕はクールマスクとグロースファクターを使いはじめてから皮むけがほぼ起こらなくなりました。
皮むけが起きている人はアフターケアが甘いってことだと思う(昔の僕も甘々でしたw)。
保湿状態を維持する
肌は潤った状態が基本。潤っているときに「回復力」とか「抵抗力」とかが上がるんだと思う(血や栄養が運ばれやすくなるから)。
僕はホホバオイルがお気に入りなのでそれをメインに使ってますが、何を使うかは各自の好みでOK。自分に合ったものを見つけてください。
ちゃんとUVケアする
紫外線の波長はUVBとUVAの2種類が存在します。
- UVB(短い光、表皮に作用、ガラスを通過しない)→SPF
- UVA(長い光、真皮に作用、ガラスを通過する)→PA
SPFってのは日焼け止めがどれくらいUVBをカットできるか、PAってのは日焼け止めがどれくらいUVAをカットできるかってこと。
日焼け止めの理想の塗り方は「SPF30、PA++」を2〜3時間毎に塗るのがいいと言われています。SPF50を1日1回塗っただけではダメってことね。
ダーマペンをやってるやってないに関わらず、日焼け止めはこまめに塗るようにしよう。日焼け止めはクリームでもジェルでもスプレーでも、肌に合わないものでなければ何でも大丈夫です。
まとめ
クレーターってのは1回のダーマペンで完治するようなものではありません。最低でも10回くらい?は継続しなきゃダメ。
なので炎症期をはじめとするダウンタイムといかに仲良くするかがとても重要になります。ダウンタイムがなくなれば人の目にもつかなくなるし、継続もしやすくなるはず(完璧にゼロにするのは不可能だろうけど)。
ちなみに美容皮膚科でのクレーター治療経験がある方々におすすめされているのが以下。

これがアフターケアのラスボスですかね?
▼ダーマペンをやるのに必要なものは以下からどうぞ。

コメント
はじめまして。
これからセルフダーマ挑戦してみたいと思って熟読させて頂いてます(_ _*)
施術後、洗顔などは どのタイミングから始めてますか?
次の日の朝からです。
次の日の朝から全部普段通りに行います。
はじめまして。いつもブログ拝見させていただいてます。
私は昨日初めてダーマペンをしてみて、保湿のためにワセリンを塗ったのですが、次の日にワセリンを落とそうと思ったのですがお湯では全然落ちず洗顔フォーム→ベビーオイルの順番で使いました。すると洗顔する前はほとんど痛みはなかったのですが皮膚が少しヒリヒリするようになりました。このような場合どうすればいいのでしょうか?
ダーマペン後にベビーオイルを使ったことがないんで何とも言えないんですが…。
まあ、ダーマペン後はそんな感じです!
いっぱい保湿とかして乗り切るしかありません。
こんばんは。
とても参考になります!
初めてダーマペンを試しました。
ダーマペン後にクールマスクを使いましたがあまり顔にフィットしませんでした。
その後マスクが乾き始めたのでワセリンで保湿しました。
ヒリヒリ赤いので、冷やすと気持ちが良いし赤みが早く引くかなと思ったのですが、保冷剤などで冷やすのはしないほうがよいですか??
クールマスク、いまいちフィットしないよね。
冷やすのはあり。
僕も冷やそうと試みたことはあるんだけど、顔全体をうまく冷やせなくて断念しました。