アマルガムっていうのは歯の詰め物として使われる水銀と別の金属との合金のこと。
歯にねずみ色の詰め物があるという人、それアマルガムの可能性が高い。
僕は歯医者に行ってアマルガムを除去してもらい、プラスティック素材のレジンに代えてもらったところ、ニキビができなくなった。
その経緯を簡単にまとめるよ。
アマルガムのメリットとデメリット
アマルガムのメリットとデメリットを簡単にまとめるとこんな感じ。
メリット
- 歯医者側にとって柔らかくて使いやすい
- 健康保険で認められている(患者にとって安い)
デメリット
- 水銀が溶けやすい
- 水銀が体内に取り込まれて、皮膚や神経に悪影響を及ぼす
- 海外では使用禁止にされている国もある
僕の個人的な考え
でもって上記のデメリットを理由に、アマルガムを危険性物質のように誇張している人たちがいるみたいなんだけど、個人的にはそこまで悪者扱いする必要はないんじゃないかなと思ってる。
だって、硬化したアマルガムの水銀含有量は確か3%くらいだったはずだから、たとえ水銀が口の中で溶け出したとしてもそこまでの量にはならないのよ。
人によってはまったくの無害という人もいるはず。
要は、僕がたまたま水銀にアレルギーを持っていたということなわけ。
まあ少しでもそういうアレルギーを引き起こす可能性があるのなら、医者(というか厚生労働省)はアマルガムのような金属を使用禁止にした方がいいんだろうけど、何を許可して何を禁止するのかという線引論は当然難しい話。
国の偉い人やお医者さんってのは、いわゆるお勉強をしてそこそこの点数をとっただけの人だから、絶対ではないということだね。
完璧を求めてはいけない。
僕がニキビ対策でやったこと
ただ、僕も長い間ニキビの原因がわからずにいたから、それなりに悪戦苦闘したのは確か(笑)。
僕がその間にニキビ対策としてやったことは以下の通り。
- 顔をしっかり洗う
- 逆に顔を洗い過ぎない
- 野菜をたくさん摂取する
- 果物をたくさん摂取する
- 規則正しい生活をする
- 処方された塗り薬を塗る
- 処方された抗生物質を飲む
- 処方されたビタミン剤を飲む
- 処方された漢方薬を飲む
- レチンクリーム(トレチノイン)を塗る
この中で効果があったものといえば、抗生物質のみ。
残念といえば残念だけど、現実はそんなもん(笑)。
まあ水銀アレルギーを洗顔や食べ物だけで治そうなんて根本的に無茶な話だからね。
参考 病院に行かずにネットでニキビ用の抗生物質を入手する方法。
ニキビの原因を突き止めた方法
それで何をやってもニキビが落ち着かない、抗生物質もほとんど効かないとなり、本当に追い詰められて(原因がわからないと対策が立てられない)、もうこうなったら徹底的に調べてやると開き直って病院へ行ったと。
もちろんこれまでも皮膚科には何十軒と行ってたよ?
ただその時はそれまでとは方針を変え、ニキビの診察ではなく検査をしてもらいに行ったのね。
やってもらったのは以下の2検査。
- 血液検査
- パッチテスト
血液検査ってのはIgE抗体の量を調べるアレルギー検査のことで、パッチテストというのは金属アレルギーの有無を調べる検査のこと。
血液検査は血を抜いて結果が出るまで1週間くらい、パッチテストは腕にシートみたいなのを貼って3〜4日くらい様子を見たような気がする。
探したら血液検査の結果だけ出てきたので掲載するね。
こんな感じで結果が出ると。
僕の場合はスギとヒノキにアレルギーがありますよって書いてあるんだけど、もちろんそいつらはニキビの原因ではない。
問題となったのはパッチテスト。
パッチテストで水銀を含むいくつかの金属に反応が出て、金属? でも僕は指輪もピアスもしてないしって思ったんだけど、よくよく考えたら歯に水銀の詰め物してるとようやくそこで気がついたと。
それで歯医者通いをしてアマルガムを取り除いてもらったら、ニキビができなくなったの。
ニキビとか肌の赤みとか1ヶ月くらいでササっと消えたもん。
本当にあっという間(笑)。
まあニキビ跡もだいぶ改善してる今だから笑い話みたいにできるけど、当時はそれなりにきつかったよという話だね。
まとめ
個人的に、皮膚科のお医者さんたちにお願いしたいのは、ニキビやアトピーの患者が来たらちゃんと原因を探ってあげてほしいということ。
ストレスとか適当なこと言うなや(笑)。
個人的には高校の時に一番最初に行った皮膚科でちゃんと検査をしてくれていたら、僕が金属アレルギーだってことはすぐわかったはずなんだけど、まあ無知だったのは僕も同じだからそれはこれ以上言わないでおく。
もし僕と同じようにニキビの原因がわからないという人がいたら、病院でちゃんと検査してもらうことをおすすめする。
参考 ダーマペンをはじめたら、ニキビがほとんどできなくなった。
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