僕の場合は、ニキビに漢方の「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」がハマった。
完璧にできなくなったわけではないんだけど、抗生物質が効かず暴徒と化したニキビが沈静化したのは、これのおかげ。
というわけで、「桂枝茯苓丸」をレビューするよ。
ニキビに漢方は効果があるのか?
ニキビに漢方が効くのかどうかは、正直、難しい問題。
僕の場合は、
- 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう):×
- 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう):△
- 桃核承気湯(とうかくじょうきとう):×
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):△
- 桂枝茯苓丸:○
という順番で処方され、5番目にようやく桂枝茯苓丸が効いてくれた。
僕のデータはこんな感じ。
- 男
- 当時20代後半
- 身長175cm
- 体重68kg
- 体力はある方
- 赤ら顔
清上防風湯と桃核承気湯はデトックス効果(おなかを壊す等)が強すぎてダメ、十味敗毒湯と当帰芍薬散はそれぞれ1〜2ヶ月続けてみたものの特に変化がなく使用を中止した。
桂枝茯苓丸を飲んでみた感想
飲みはじめて1週間くらいではっきりとした効果を感じた。
飲むと体温が上昇するような感覚があるのが特徴。たぶん、血流がよくなるからそうなるんだと思う。
血流がよくなると、肌の細胞のスミズミまで栄養が運ばれる。栄養がしっかりと届けば、細胞一つ一つの力が上がり、肌全体の免疫力が増す。結果、ニキビはできにくくなる。そんな仕組み。
僕はこれの服用を続けながら、肌の保湿をしっかりやるようにしたら、ニキビが落ち着いてくれた。抗生物質がほとんど効かず、ニキビが次から次へと吹き出してくるような状態だったので、効果が出る前はすごくキツかったのを覚えている。
ちなみに、配合されている生薬は、「ケイヒ、シャクヤク、トウニン、ブクリョウ、ボタンピ」の5種類。配合されている生薬の数が少なければ少ないほど、「効き目が強くなる」のが漢方の特徴。でもって、5種類ってのは漢方では少ない部類に入る。
つまり、桂枝茯苓丸は強めの漢方ってこと。いくつか漢方を飲んでみたけど効果がないって人はぜひ試してもらって、この強力な効能を体験してもらいたい。
桂枝茯苓丸はこんな人におすすめ
- 血の巡りが悪い人
- 免疫力が弱っている人
- 生理前にニキビが悪化する女子
ワイは男子なので生理についてはまったくわからんのだけど、この桂枝茯苓丸は女性のための漢方薬とも言われているので、ニキビに悩んでいる女子は使ってみるといいかもしれない。
もちろん、僕にも効いたから男子のみなさんにもおすすめ。
桂枝茯苓丸はクレーターに効果がある?
ごく軽度のクレーターや出来たばかりのクレーターだったら、この桂枝茯苓丸で改善できる可能性あり。
保湿、運動、食事等に気を使い、体の免疫力が内部から高まるようにしてあげれば、より一層の効果が期待できると思う。
ただ、僕のような重度のクレーターになっちゃうと、桂枝茯苓丸とかの内服薬のみで完治させることは不可能になる。重度ってのは↓くらい。
このくらいの重症のクレーターを改善させるには、僕はダーマペンをおすすめしている。ダーマペンを使うとこんな感じに改善する。
ダーマペンに興味を持った人はこちらの記事を参考にどうぞ。
まとめ
僕の場合は、桂枝茯苓丸が効果があった。
桂枝茯苓丸には、血の流れをよくして免疫力をあげてくれる効果がある。なので、免疫力の低下によりニキビが出来てしまっている人は是非試してみてほしい。体質に合う場合は、1〜2週間で効果を実感できると思う。
ただ、冒頭でも述べた通り、僕に効いたからといってすべての人に効果があると言い切れないのが漢方の漢方たる所以。効くかどうかは服用してみるしかないってことね。
まあ、お高いものではないので、効果があったらラッキーくらいの気持ちで使ってみたらいいんじゃないかな。
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