僕はフォトRF、TCAピーリング、フラクショナルといったクレーター治療を経て、ダーマペンにたどりつきました。
なんでダーマペンだったのかというと、「針で穴をあけるだけで治せるんじゃね?」という確信のようなもの(半分は期待かも)があったからです。熱や酸に頼った治療で結果が出ればそれはそれでよかったのかもしれませんが、効果が出なかったので続けられませんでした。それでダーマペンを手にしたのでございます。
ただ最初、ダーマペンの「針」が怖かったんですよ。
届いたダーマペンを箱から出して針を装着し、2.0ミリ設定で起動させたんですけど、
「めっちゃ長え〜、こんなの無理」
とビビってしまいましてw。
それで0.25ミリでスタートしました。
それなりにクレーター治療を受けてきた僕ですらこんな有様です。生まれてはじめてクレーター治療をする(それもダーマペンを用いてセルフで行う)というみなさんは無理をせず、短い針からスタートしてくださいね。

「0.25ミリでスタート。問題なかったら0.5ミリまで伸ばす。いけるようなら一気に1.0ミリまでいっちゃう」みたいなやり方がいいのかも。
ダーマペン施術の手順
僕の施術の手順をまとめます。
- STEP1食事をする
ダーマペンをやる前にまずメシを食って、体にエネルギーを入れます。
施術をしてから食事をしてもいいんだけど、施術後はいろいろとやることが多いので僕は食事が先。空腹とかのエネルギーがない状態でやるのは避けたいところ。
- STEP2手と顔を洗う
オルビスの薬用クリアウォッシュで手と顔をフツーに洗います。
中国製のダーマペンの一部には「施術の前後に水道水を使うな」と注意書きされてるものがあったりするらしいんですが、日本の水道水なら問題ないはず。
- STEP3麻酔クリームを塗る
塗って30〜60分くらい放置。麻酔が効いてきたら水で洗い流す。
- STEP4消毒する
道具をエタノールで消毒。
針は新品のものを袋から出し、刺さる部分にエタノールを吹きかける。ダーマペン本体はエタノールを染み込ませたコットン等で軽くふく。顔は消毒しない。
- STEP5いざ施術
針の長さを2.5ミリに設定して、凹みに当てていく。部位によって長さを変えたりはしない。浅い凹みも深い凹みも全部2.5ミリ。
大きい凹みからスタート(集中力のあるうちに目立つ凹みを始末する)。凹みや毛穴を1個1個丁寧にやっていくイメージ。
スタンプ方式(刺して引き抜いてを繰り返す)とスライド方式(刺したまま横滑りさせる)のどっちにすべきかで悩むけど、僕は最終的にスタンプ方式で落ち着いた。というか2.5ミリでスライドはさせられない。余計なキズがついちゃう。スタンプ方式とスライド方式で効果に差はないと思う。
1回グッと刺したら針先を1〜2秒押し当てたままにし、引き抜く。そして針先を数ミリずつずらしながらその動作を繰り返していく。(できるだけ)満遍なく穴をあけるつもりで。僕は深い凹みだったら、凹みとその周囲を計3分間くらいやってるかも。
施術するのは額以外のほぼ全顔。施術時間は合計で2〜3時間。
1つの部位(頰とか顎とか)が終わったら、その部位にグロースファクターを塗っていく。施術時間が2〜3時間の長丁場になるのでこまめに塗るようにしてる。
鏡を見ながら気になる凹みや毛穴のすべてに穴をあけたら終了。深い凹みにさらに重ね打ちをしたいところだけど、2〜3時間もやると最後めっちゃ疲れるので、重ね打ちはほとんどできずに終わるw。
- STEP6プロテインを飲む
水分補給をしながらプロテインを飲んで、肌の原料となるたんぱく質を摂取。
お肌ちゃんのために少しでもいい環境を作ってあげたい。
- STEP7クールマスクを着ける
施術後速やかにクールマスクを装着する。
これを使うと痛みや腫れの半分以上をカットできる。ダウンタイムを恐れずにガツンと強めにできるようになったのはこれのおかげ。
マスクが乾いたら(乾くのに30〜60分くらい)、マスクを取り、〆にホホバオイルを塗って施術終了。
以上が僕の全手順。
刺せばいいだけだから難しく考える必要はないと思う。
施術のポイント
以下、いくつかのポイントを書いておきます。
施術は夜にやる
筋トレは夕方〜夜にやるのがいいんですよ。理由は以下の3点。
- 体にエネルギーがある
- 体温が高い
- テストステロンが分泌されやすい
筋肉を修復するのも肌を修復するのも一緒じゃね?と僕は考えております。
ガツンと強力にやる
ダウンタイムが怖くて強めにできなかったりするよね。
でも心配は無用。
グロースファクターやクールマスクといった素晴らしい回復アイテムがあります。相当強力にやってもそれらが回復してくれるので、肌に強めにダメージを与えていこう。
グロースファクターまたはクールマスクのどちらか片方は絶対に必須。ダウンタイムが楽になります。
結果を確認する
施術をやって効果が出てるかどうかをちゃんと確認しよう。
キズって治るのに時間がかかるものです。1週間〜数ヶ月単位で様子を見てあげてください。スマホで肌の写真を撮っておくと効果を確認できます。
効果が出てなかったら、
- 針の長さが足りていない
- 栄養が足りていない
- 血の流れがよくない
といったことを疑うべきかも。

僕も毎回試行錯誤しながら、考えながら、悩みながらw、やってます。
必要なものは以下からどうぞ。
▼薬用クリアウォッシュ
▼グロースファクター
▼クールマスク
まとめ
一番問い合わせが多いのが施術方法だったりするのでまとめました。
美容皮膚科等でクレーター治療をやったことがなければ、何をどうやるのかとかそりゃわからないよね。いきなり針を刺すっていうのも怖いだろうし。
これからダーマペンをはじめるみなさま、参考にしてください。
コメント
ダーマペンを押し当てる時に、皮膚を指で伸ばすとクレーターの面積が広がるので、より細かく刺せるようになる気がするのですが、そのやり方はどう思いますか?
僕も場所によっては指で広げて刺してます。
が、どちらかと言うと、より深く刺すために広げてますかね。
ダーマペンを頬に刺す時は、電源を入れてバイブモードで刺してますか?または、ひと針ずつ手動で刺してますか?
私はダーマペン初心者ですが、初めてダーマペンを使った時に頬を2ミリで刺し始めたら機械が止まってしまい、再起動しても直ぐに止まってしまいます。
僕の2.5ミリモデルもワイヤレスで使うとすぐ止まっちゃいます。
力を入れてグッと刺すと止まっちゃうんですよね。
なのであまり力を入れないようにしてやってます。
刺すときは、電源を入れて作動させたまま刺します。
で、手動で1回引き抜き、場所をちょっとずらしてまた刺す、みたいなことを繰り返します。
(ここらへん説明するのが難しいので、意味がわからなかったらまた質問してください〜)
ありがとうございました。
力を入れないようにして次回やってみます!
こんにちは。とても参考にさせていただいています。
質問なのですが、だいきちさんのように顔全体に長時間やるわけではなく、
顔半分程度を少しずつと考えていますが、
アフターケアはどのようにするのがおすすめでしょうか。
クールマスクはちょっとコストが高くて・・・代替品などありましたらご教授願えませんでしょうか。
現在は、1.5mmを打ったあとに一般化粧水などを使っています。
顔の一部だけをやるなら「ハイドロコロイド絆創膏」がおすすめです。
ダーマペンで刺した後の、体液が出ている状態のキズ口にハイドロコロイド絆創膏をペタッと貼っておしまい。
化粧水とか必要ありません。
湿潤療法(モイストヒーリング)でググってもらえれば、医者のサイトとかたくさん出てくるはず。
僕は本当はこれをやりたかったんですけど、デコ以外の全顔を絆創膏できちんと覆うことができず断念しました。
絆創膏は毎日交換しながらキズの表面が元通りになるまで使用します。
こんにちは。コメントありがとうございます。絆創膏ですか。勉強になりました。
しかし、小鼻とか目の付近とかやりたいとき剥がれてしまいそうですね。
結構知らずにガリガリしちゃう人間なので、ホホバオイルが向いているかもしれないですね。