ダーマペンを十数回ほどやってみた僕の現段階での結論は以下の通り。
- ニキビ跡:2.0ミリ
- ニキビ:0.25ミリ
- 毛穴の開き:2.0ミリ
- エイジングケア:0.25〜0.5ミリ
- 傷跡等:2.0〜3.0ミリ
解説します。
何の症状にどの長さが効果的なのか
ニキビ跡
2.0ミリ
ニキビ跡は2.0ミリ一択。
軽症の人の場合、「軽症だから0.5ミリでいいや」と考えるかもしれないけど、2.0ミリをやってみると0.5ミリでやることがバカらしくなるくらいはっきりとした違いを感じる。
そのくらい2.0ミリは凹みを盛り上げる力が強い。
0.5ミリで回数を多めにするというやり方を選んでしまったりすると、治療期間だけがズルズルと伸びていく危険性があるので注意。
最短ルートでニキビ跡を治すなら、2.0ミリをチョイスしよう。
参考 ダーマペンをニキビ跡治療に使うなら、針の長さは2.0ミリ一択でいい。
ニキビ
0.25ミリ
ニキビ跡だけではなく、ニキビにもダーマペンは効く。
ニキビって毛穴に角栓が詰まるところから症状がスタートするから、詰まった毛穴にダーマペンで穴を開けてあげると、ニキビは驚くほど速くキレイに治る(ニキビを潰すのではなく、詰まりを解消する感じ)。
でもってそれを定期的にやるようにすれば、毛穴に角栓が詰まらなくなってニキビ自体ができにくくなる。
肌表面の毛穴に穴を開けることが目的なので、針の長さは0.25ミリあれば十分。
参考 ダーマペンをはじめたら、ニキビがほとんどできなくなった。
毛穴の開き
2.0ミリ
毛穴の開きには2.0ミリがおすすめ。
毛穴だと0.5ミリのような短めの針でもいけそうな感じがするけど、ニキビ跡同様、2.0ミリの方が効果が高い。
2.0ミリでやると真皮の深い部分から肌が隆起し、その盛り上がりに影響を受ける感じで、肌表面の毛穴が改善する。
参考 ダーマペンは毛穴の開きにどれだけ効果があるのか、症例写真で検証する。
エイジングケア
0.25〜0.5ミリ
しわ、たるみなどの改善を目的として行うのがエイジングケア。
肌をリフトアップさせる力は当然2.0ミリが一番強いんだけど、2.0ミリでやってもリフトアップ効果は長続きしない(続くのは施術後1〜2週間)。
ニキビ跡の凹みのように肌の細胞が傷ついていた場合なら、一度凹みが盛り上がってしまえば元に戻ることはない。
でも、傷のない健康的な細胞だと、肌をリフトアップさせてもその効果は一時的なものにとどまる。
だから、健康な細胞が加齢で弱ってきている場合は、0.25〜0.5ミリでこまめに刺激してあげた方がリフトアップ効果は持続する。
傷跡等
2.0〜3.0ミリ
傷跡、妊娠線、ケロイドといった症状はもしかしたら真皮よりも深い部分(皮下組織)にまでダメージが行ってるかもしれないから、2.0ミリでは足りないかも。
大事なのは、肌の奥深くにある傷ついた細胞に針でアクセスできるかどうか。
2.0ミリで複数回やっても効果がいまいちと感じたら、3.0ミリなどのさらに長いダーマローラーなどを用意することをおすすめする。
まとめ
僕の重症ニキビ跡は現時点でこんな感じに改善している。
もちろん、十数回もダーマペンを行っての結果なので、1回や2回で判断するのではなく、長い目で回復するのを見守ってあげることが大切ね。
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