ダーマペン(2.0ミリ)施術後の肌は、約3日間の炎症期を経た後、10日間くらいの時間をかけてゆっくりと回復する。
なので、そのゆっくりと回復しているあいだに、いかに肌をサポートしてあげられるかが勝負の分かれ目になります。
施術直後だけ一生懸命ケアをしても、その後ほったらかしにすると残念な結果になってしまうので要注意。
2.0ミリのダウンタイム経過
2.0ミリをやった時のダウンタイム経過をまとめたのがこの写真。
ダウンタイム期間は10日前後でほぼ終了したものの、この時は念のため21日間ほどあいだを空けて様子を見てみた。肌は施術後〜3日後にかけて赤く炎症を起こし、その後、14日後までの約10日間くらいの時間をかけてゆっくりと回復していってるのがわかってもらえると思う。
15日後〜21日後の期間にビジュアル的な変化がほとんどないのもポイントの一つ。
簡単にまとめるとこんな感じ。
というわけで、
- 炎症期
- 回復期
- よくわからない期
の3つの期間についてそれぞれポイントをまとめます。
凹み改善のポイントとなるのは回復期
炎症期
肌が腫れて真っ赤になるのがこの期間の特徴。
ダウンタイムの中でビジュアル的&精神的に最もつらい期間なので、この期間はできるだけ人に会わずに済ませたいところ。
施術直後数時間は肌に穴が開いている状態となる。よってこの時にグロースファクターなんかを塗ってあげると、腫れや赤みから早くリカバリーできると言われている。つまりは、「早いリカバリー=ダウンタイム期間の短縮」ということ。とにかく早くダウンタイムを終わらせたいという人はここに力を入れるといいかもしれない。
ただ個人的には、この段階で塗る「美容液」と「凹みの改善具合」の間にあまり因果関係を感じることができなかった。炎症期に適当なことをやっても、回復期にしっかりと力を入れれば凹みは改善する気がする。
回復期
腫れや赤みがひと段落し、通常の肌へと戻る時期。外に出て人とすれ違っても二度見とかはされないはず(たぶん)。
上記のダウンタイム経過写真でも、10日後〜14日後の凹みの改善具合は目を見張るものがあるのがわかってもらえると思う。なんか、一気にググッと改善するんです。回復のラストスパートと言うか。
僕はこの時期、ホホバオイルとワセリンで肌をしっかりと保湿しながら(日中はホホバオイル、夜はワセリン)、肌に良さげな食べ物を回数多めに摂取するようにしています。普通に朝・昼・晩と食べた上で、おやつにバナナやミックスナッツなんかをつまむ感じ。
食べたものの何割かが肌を修復するエネルギーとなるはずなので、食べる量が少ない人は無理をしてでも量を食べるようにしよう。
よくわからない期
個人的によくわからないのがこの時期。まんま「よくわからない期」とネーミングしてみた。
正直、「14日後」と「21日後」の肌にビジュアル的な違いをほとんど感じないんですよね……。必要なのかどうかもよくわからない。なので僕は、基本的には回復期が終了したら「よくわからない期」を設けずにすぐ次の施術を行うようにしています。
とりあえず、それでトラブルなしでやってこれました。
ただ、もしかしたら回復期だけでは赤みが引かないという人がいるかもしれません。そういう人は赤みが消えるまで待って次の施術に望むようにしよう。その辺は人ぞれぞれなので臨機応変に行こうということだね。
自然治癒力を高めるということ
ダウンタイム期間中の重要度は「炎症期≦回復期」でいい。
僕のイメージは、炎症期が「傷をリカバリーする時期」、回復期が「凹みを盛り上げる時期」みたいな感じ。
回復期には、
- しっかりと保湿する
- 栄養を口から摂取する
ことが重要。
ここ、意外と盲点というか、当たり前すぎて?多くの人が忘れてしまっているようなので、これを機会にぜひ基本に立ち返ってほしい。
「ダーマペンなどで物理的に肌の治療をしたのにあんまり効果がないんだけど」という人は、そういう体の基本仕様を軽んじている恐れあり。
しっかりと食べて保湿することで自分の回復力(自然治癒力)が高まります。美容液等の外側の力に頼るのも悪いことではないけれど、凹みをよくしたいのであれば、自分の体質から変えていくことがクレーター改善の近道となるはず。
自分の体なわけだから、その辺は自分でしっかりと管理しよう。
参考 僕はグロースファクターを使わずダーマペンのみでニキビ跡を治したけど君は?
まとめ
自分の治癒力をおろそかにしてはいけない。内側からの力を高めて肌をキレイにしていくイメージ。きちんとやれば、肌はちゃんと応えてくれる。
回復期の保湿と栄養に焦点を当ててクレーターを改善させた肌がこちら。
個人的に、70〜80%は改善していると感じています。
僕がダーマペンでやったことに関してはメンズダーマ部TOPに簡単にまとめてあるので、興味がある人はこちらよりどうぞ。
栄養に関しては以下の記事を参照のこと。
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