ダーマペンは肌に穴を開けることで真皮のコラーゲンを増加させる治療法。
開けた穴から薬液を肌深部に浸透させるやり方も一つの方法論ではあるけど、そのやり方は肌に穴が開いてる時しか効力を発揮しないため、長い目で見ると確実なやり方とはならないんだよね。
具体的に解説するよ。
肌のメカニズム
まずは、肌の構造から。
肌ってこんな感じの仕組みになってる。
厚さにすると、表皮部分が約0.2ミリ、真皮部分が約2ミリ。
まあ、図はあくまでイメージなんで、大雑把でも許してほしい。
ただ問題なのは、薬液や美容液の類は角質層までしか浸透しないってことね。
真皮部分の細胞に損傷があって、それが凹みの原因となっていたら?
もちろん、薬液は届かない。
女子のみなさんが化粧水とかに頼りすぎって個人的に思ってるのはそういう理由(肌がキレイな人はそれでいいんだろうけど)。
ダーマペンの問題点
なので、そこでダーマペンが登場する。
ダーマペンの2.0ミリを使えば、真皮の深い部分まで穴を開けることが可能となる。
奥まで穴が開けば、薬液も間違いなく深部の細胞に届くからね。
でも、ここで一つ問題が生じてしまう。
ダーマペンの針ってあまりに微細だから、傷がすぐふさがっちゃうの。
2.0ミリの針で穴を開けても、施術して2〜3時間後くらいには穴は埋まってしまっている感じ。
だから薬液は施術をしながら塗ったり、施術直後に塗ったりしないと意味がない。
つまり、薬液を浸透させるやり方は施術中または施術直後の(ほぼ)1回だけしか有効にならないということ。
ダーマペンをやった後の肌って、炎症を起こしながら1〜2週間かけてゆっくりと回復していくのね。
個人的には施術中・施術直後の薬液よりも、その後の1〜2週間前後にわたるアフターケアの方がニキビ跡の凹みにはるかに大事と痛感している。
参考 【ダーマペン】ダウンタイム中の肌はこんな感じに回復するよ。
薬液浸透の意味は何か?
ただ、だからと言って薬液浸透がまったくのムダというわけではない。
施術直後に薬液を塗る・塗らないで次の日の腫れや赤みの出方が大きく変わる。
もちろん、塗った方が腫れや赤みがよりマイルドになるし、腫れや赤みが引くのも若干早くなる。
だから、薬液ってのは少しでも早くダウンタイム期間から抜け出すためのアイテムってことになるんじゃないかな。
まとめ
ニキビ跡の凹みに関しては、ダウンタイム期間中に肌を乾燥させないようにしっかりと保湿して、肌にいい栄養素を口から摂取することが大事。
その方が真皮部分のコラーゲンは増加する(つまりは凹みは改善する)。
口からしっかりと栄養を摂取した方が効果的というのは筋トレと一緒ね。
僕がアフターケアに重点を置いて改善させている肌は、今のところこんな感じ。
凹みの改善具合は7割程度だけど、僕と同じような重症の人たちに希望を持ってもらえるような結果にはなっているはず。
▼ダーマペンをやるのに必要なものは以下からどうぞ。

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