ダーマペンをやってもニキビ跡のクレーターがよくならないって人は、もしかしたらダーマペンのやり方自体が甘い可能性あり。
やっぱりそれなりのベストを尽くさないと肌は改善してくれません。
というわけで、ダーマペンでクレーター治療をする時のコツを3つにわけて解説します。ダーマペンで効果を感じ取れないという人、是非参考にしてください。
ダーマペンでニキビ跡治療をする時のコツ
コツは以下の3点。
- できるだけ深く刺す
- 瘢痕にまんべんなく傷をつける
- タンパク質をしっかりと摂取する
それぞれ詳しく解説しますっ☆
できるだけ深く刺す
「0.5ミリ」と「2.0ミリ」では「2.0ミリ」の方が効果が高いです。そして同じ2.0ミリでも、「肌に軽く押し当てる」のと「肌に強く押し当てる」のでは、「強く」押し当てた方が改善率は高まります。
傷ついた皮膚が正常な皮膚に戻ることができずに異常な皮膚(瘢痕)となってしまったのがクレーター。その瘢痕が深い部分にあれば、その深いところにまで針を入れて再修復(リモデリング)を促さないといけません。
なので、やはり針は長い方が有利となります。
最低でも1.5ミリ、できれば2.0ミリ以上の針で施術することをおすすめします。
瘢痕にまんべんなく傷をつける
「A」と「B」だったら、どちらが効果が出やすいでしょうか?
当然「B」です。
というか、「A」のやり方が「典型的なダメなやり方」。
「患部が腫れはするんだけど、腫れが引いたら凹みも元に戻ってしまう」という人の多くがこうやってしまっているはず。
これ、本当にもったいないです。
前述した通り、クレーターとは瘢痕になります。なので、その瘢痕をある程度の割合で破壊しないとリモデリングの量も多くなりません。リモデリングの量が少ないということは、凹みが改善しないことを意味します。
注意すべき点は、「A」のやり方でも施術後はそれなりに「腫れる」というところ。だから、あたかも瘢痕をしっかりと破壊できたかのように錯覚してしまうんです。
腫れが引いた後でがっかりしないためにも、瘢痕全体にまんべんなく針を入れましょう。
クレーターのどこに瘢痕があるのかは以下の記事にて説明しています。
参考 ニキビ跡治療にダーマペンを使うなら、まずは凹みの種類を知っておこう。
タンパク質をしっかりと摂取する
肌の材料となる栄養素はタンパク質です。
肌だけではなく筋肉も内臓も髪も爪もみんな、タンパク質を元に作られます。
筋トレでも、どんなに筋肉に負荷をかけたところで、タンパク質が足りてないと筋肉は大きくなりません。
肌も同じです。クレーター治療を行なっても、肌の原料となるタンパク質が十分でなければ、結果はいまいちなものとなります。
食生活が偏っている人は、これを機会に見直してみてください。
ちなみに、タンパク質が多く含まれている食品は以下の通り。
- 肉
- 魚
- 卵
- 豆腐
- チーズ
ダウンタイム中は上記の食品をしっかりと食べること。朝食を抜くとかも絶対にダメ。というかもったいない。1食抜いたら、その分だけ凹みは治らなくなるのでそのつもりで。
これはダーマペンに限った話ではないんですが、こういうところをおろそかにするとどれだけ治療をがんばっても効果が出にくくなるので注意。
クレーターがよくならない理由
ただ残念ですが、以上の3点に注意してダーマペンをやっても、クレーターが改善しないことが多々あります。
それはなぜかと言うと、ダーマペン1回の施術で瘢痕組織を全部破壊することはできないから。
針で瘢痕組織の細胞すべてに傷をつけること自体がどう考えても無理なんです。要は、瘢痕組織の何割かは無傷のまま残るということ。もちろん、これはダーマペンだけの問題ではありません。フラクショナル等でも同様に起こる問題です。
なので、そこは回数でカバーしましょう。何十回とダーマペンを繰り返すことで瘢痕全体にまんべんなく針を入れるイメージです。
まとめ
そんな方法で改善させた僕の肌がこちら。
これはダーマペン17回のビフォーアフター。
結構よくなっているでしょ? 70〜80%は改善したと思っています。ここまで改善すると、トイレの鏡で見てもそこまで目立たなくなるので、本当にダーマペンをがんばってよかった! 個人的には、他人にじっと見られることがなくなったのがめっちゃうれしかったりする(笑)。
もちろん、細かい凹みや毛穴はまだまだ残っているので、それはおいおい治していくつもり。道のりはまだ長いのかもしれないけど、あきらめずにがんばります。
ダーマペンはやればやるほど効果が出るものです。数回やってあきらめてしまった人、是非再チャレンジしてみてください。
よかったら、以下の記事も参考にどうぞ。
参考 ダーマペン施術後の肌は、ワセリンを使うと最高に回復する。
参考 【ダーマペン】ダウンタイム中の肌はこんな感じに回復するよ。
参考 ダーマペンとは何?写真で詳しく解説するよ。
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